転職のコツ
目次
転職で失敗しないために
今回も読んで頂きありがとうございます。
将来に不安を感じている方には、転職を考えている方もいらっしゃるかと思います。
『今の会社でずっと働きたくない』
『今の会社でこの先ずっと安定して稼げるが心配だ』
『給料が安い』
など、人それぞれ思うところはあると思います。
転職は人生の一大イベントであり、あなたの生涯収入が就活によって決まってしまう可能性もあります。
したがって、就活を軽く考えずに、慎重に計画的に事を運びましょう!
なんとなくでは入社してから後悔することになるかもしれません。
私の場合を例に挙げますと、最初の転職のときは、『入社前と思っていた仕事と違っていた』という理由で辞めました。
私は、理系の物理科を卒業して、とある半導体メーカーの品質管理部に就職したのです。
品質管理というと、新製品の品質テストや不良品の原因分析をして報告するなどがメインの仕事と考えていたのですが、
実際は『不良品のクレーム処理』がメインの仕事だったのです。
不良品の原因分析というより、取引先への言い訳文書の作成などです。
結局2年で辞めてしまいました。
当初考えていた仕事内容と違っていたらモチベーションが上がらず、時間が経つにつれ徐々にやる気がなくなってきました。
皆さんもこんな失敗をしない様に、転職する時に注意するべき点やコツを解説していきますので転職の際には参考にしてくださいね。
次に、就活のプロセスについて大まかに記載しておきます。
必ずしもこの順序で就活をしなければならないというわけではありませんが(人によるため)、大まかにはこの流れで就活した方が
成功率は上がります。
1.自己分析
2.職種の決定
3.転職エージェントの選択
4.転職エージェントを利用する際の注意点
5.履歴書の書き方
6.面接対策
自己分析~自分の現状を知る
自己分析にも色んな方法があります。
1-a:相貌心理学で自己分析する
1-b:マインドマップを使う
1-c:就活用自己分析ツールを使う
自分で自分の事を客観的に分析するのは難しいので、一つのツールにだけ頼るのではなく、
上記の内、2つか3つすべてを組み合わせて分析するのが分析精度が上がりおすすめです。
では上から順番に解説していきます。
相貌心理学で自己分析する
相貌心理学という学問はあまり聞きなれない方もいらっしゃっると思います。
相貌心理学というのは、フランス生まれの学問で、一言でいうと
人の顔の特徴から、その人の性格が分かるという学問で、約100年ほどの歴史があります。
いわゆる統計学をもとに顔の特徴と性格を分析したもので、なんと99%の正確さがあります。
そのため、自己分析のみならず、他人の性格、有名人の性格分析なんかもできてしまいます。
これ持っているいると人間関係などに悩んだ時の解決策にも役立つ可能性があるのでこの本は買っておいて損はないです。
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人は顔を見れば99%わかる: フランス発・相貌心理学入門 (河出新書)
マインドマップを使う
マインドマップというのは、人間の脳の記憶構造に合わせてアイデアなど思いついたことを放射状に
記入していくというメモの作成方法です。
最近はメジャーになりましたね。
転職を考えているあなたなら、マップの中央にまず。『転職』『過去の自分』『性格』『楽しかった事』など
できるだけたくさんのマインドマップを書くと、そこから自身で気付かないような情報が出てくる可能性があります。
前の単語から連想される単語を次々と書いて放射状に伸ばしていくだけです。
人間の脳は大分類から中分類、細かい分類へと分けて記憶されているという脳の構造に合わせたもので、人間の連想能力を利用したツールです。
前の単語から連想される単語を次々と書いていけば、自分でも気づかなかった一面が見えたりします。
マインドマップのやり方についてはこちらを参照→マインドマップとは?初心者向け完全解説 (edrawsoft.com)
就活用自己分析ツールを使う
最後に、就活用自己分析ツールを紹介します。
これは質問に答えていくだけであなたに適した職種を分析してくれるツールです。
以下のサイトに無料分析ツールを紹介してありますので参考にしてください。
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以上3つの自己分析を組み合わせて行うことによって、あなた自身の意外な一面が見えてきたり、
意外な適性がみえてくるかもしれません。
上記ツールをできるだけ、2つは併用することをお勧めします。
なぜかというと、自己分析の量が多いほど、履歴書や面接の際のアピールをしやすくなるからです。
上記分析のメリットはできるだけあなたの強みを多く認識させ、弱みを認識することにより
面接での対策にもなるからです。
自己分析に一番時間をかけた方が効率的です。
普通は、会社を沢山訪問することに時間をかけると思いがちですが。
自己分析なしで面接にいってもそんなにうまくは行きませんし、周りのライバルが対策している場合には
不利になってしまいます。
就活も戦略ありきです。
そうならないためにも、自己分析には時間を掛けましょう。
自己分析のメリット
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・個性的な自己紹介ができる
・面接の時の緊張感が緩和される
面接のとき必ず自己紹介をさせられますよね。
このとき、面接官はあなたの人となりを知りたいわけですが、具体性が欠けた内容だったり、臨場感がなかったりすると、面白みにも欠け、面接官はあなたのイメージを掴みにくくなってします恐れがあります。
面接官も人間ですので、『この人と一緒に働きたい』と思わせる事が重要です。
そうなると、『なにかよくわからない人だな』と思われると採用されない確率が高くなる可能性があります。
特に緊張しやすい方なんかは、できるだけ文章に書き起こしてあなたの人生のライフイベントを臨場感たっぷりに語れるように準備したほうが有利になります。
やはり、話がつまらない人より、面白い人の方が印象にも残りますからね。
面接官も似たような話ばかり聞かされても、『また、似たようなこと言ってる』と思いますから。
以上が、自己分析の重要性でした。
合わせて読みたい、あなたが幸せになるために欠けているものがわかる分析ツール
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成功の五段ピラミッド(0章ー2)
職種の決定
自己分析によりあなたの適した仕事の概要がつかめたら次に具体的な職種を決めましょう。
と言っても、好みにより人それぞれです。
なので、どのような職種に就きたいかが決まらない方もいらっしゃると思います。
そのような方は以下のような判断基準で職種を決めてはいかがでしょうか?
興味があるモノ・コトから求人を探す→アニメ・声優、漫画(マンガ)
あなたが趣味や好きな事を仕事にするということです、例えば、イラストレーター、漫画家の補助、声優、オーディオ評論家・・・
メリット:好きな事なので給料が少しくらい安くても苦にならない。
やりがいがある。
得意分野なので、即戦力になる。
デメリット:給料が良いとは限らない。
基本的に競争が激しいジャンルが多い
仕事と趣味を分けていたい人には向かない。
自分の得意分野を選ぶ→今までの人生でなにをやってきたか?
前職での経験や学生時代のアルバイト経験等を活かすというものです。例えば、大学生時代フィットネスクラブのインストラクターをしていたなら、正社員のインストラクターとして応募するのもありかもしれませんね。
メリット:未経験者ではないので、就活時の経験あで応募できるので、未経験者よりはかなり有利
デメリット:特に興味が無い場合には、就職してもモチベーションが低いため長続きしない。
経験があるからと言って、給料がいいとは限らない。
これから資格をとる→IT系に興味があるならSE、これからの超高齢社会でのニーズで人手不足の介護士など
これから資格をとろうと考えてる方は、是非今後の社会の動向を見定めて決めてみてはどうでしょうか。
現在、既に『超高齢社会』になっており、高齢者のケアや病院からのニーズは減ることはないと思います。
実際、私がコンサルをしていて特に最近多いのが、病院からの相談です。
看護師や理学療法士の不足など深刻なようです。
また、SEも現在の企業でITを導入のニーズは今後も増え続けますので引く手数多です。
メリット:これから将来性がある資格等を採ることによって、高収入の案件に就ける可能性が上がる。
デメリット:資格や技能を身に付けるまでに時間やコストがかかる。
仕事がハードなものが多い
理系出身の方に特化したサイト
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未経験からプログラマーを目指す方のためのサイト
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収入額がよい所→士業などに多い
弁護士、公認会計士、税理士、不動産鑑定士、宅地建物取引士
の士業などはとるまでが大変ですが、資格保有者というだけで、資格手当がついたりします。
特に宅地建物取引士については、不動産業界は市場規模が大きく、給料も良い案件が多いので資格の取りやすさと相まって人気のある資格です。
メリット:高収入案件が多い。
デメリット:士業などの難易度の高い資格や経験を求められることが多く、未経験者の採用は難しい
(ただし、税理士などは未経験者でも補助をしながら資格を取ることを勧めてる個人事業者主も多い)。
収入はよいが仕事はハードなものが多い。
安定度→公務員、大手上場企業等
特にやりたいことなどが決まっていない方は大手に就職しておくというのが間違いないと思います。
新卒の方はこのタイプが多いですね。 →そこそこの収入でよく仕事内容にもこだわらない人向き
メリット:将来、会社が潰れる心配が少ない。
デメリット:自分の希望した通りの仕事ができない可能性がある(人気のある仕事は競争が激しく、そのような部署には配属は難しい)。
いかがだったでしょうか?
まずは、職種が決まらないと具体的な転職エージェントも決まらないので、
必ずしっかりと自己分析してあなたに合った職種を探しましょう。
自分の性格や志向に合ってない仕事だと、ストレスが溜りモチベーションも下がるので
結局また辞めることになりかねません。
では、次に具体的な転職エージェントの選び方見ていきますいきます。
転職エージェントの決め方
転職エージェントを利用するメリットは以下の通りです。
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・非公開の企業を紹介してもらえる
・エージェントは事前に企業と打ち合わせしているので、その企業についてウェブで調べても分からない情報を持っている場合が多い
・エージェントに依頼することによって、ライバル数が少なくなる
・場合によっては、エージェントが面接に立ち会ってくれる場合がある
転職エージェントに登録すると、よく『企業名非公開』とかいてあるものがあります。
もし、あなたの会社の求人が、誰もが見られるサイトに載っていたらどうしますか。
内部の人事情報がもれていると言っても過言ではありません。
自分と同じポジションの人間を求人していれば、会社に不信感を抱く人もいます。
そのため企業は、社内に内部の人事情報を漏らさないために求人を「非公開」にしているのです。
また外部にも、その企業の同業者に今リクルート活動やってるんだな、とか技術力の高い人材をどこで採用しているのかが他の会社にバレてしまう、
同業者に優秀な人材を引っ張って行かれない様にするために企業名を公開していないのです。
エージェントにお金を支払ってまで良い人材を探しているため、無料で募集している所とは違い、人材確保にそれだけ慎重で気を使っている会社であるということです。
そのため、企業名を公開している企業と比べ面接を受ける人数が少なくなり、公開している企業より受かる確率が上がります。
また、エージェントは担当の企業と打ち合わせをしており、ネットで検索しても分からない情報を持っているので、細かい情報を事前に入手できる可能性が高いです。
募集で書いていた内容とは異なる条件でもOKという場合もあるのでとにかくあなたの希望をエージェントに伝えて、こういう条件は無いのか?とか質問した方がよいです。
私の例でいいますと、ある企業の内部監査室の人員補充の募集があって応募しました。
募集要項では嘱託社員の募集だったそうですが、エージェントが言うには正社員での雇用もOKだということでした。
結局、給料の額で折り合いがつかず辞退しましたが、
この様な情報はエージェントに聞かないとわからないので、疑問点や質問があったらどんどん質問しましょう。
これはあなたのお住まいの地域によりますが、エージェントがあなたのお住まいの地域で働いている場合は更にいい事があります。
エージェントにもよりますが、企業との条件交渉だけでなく、面接当日も同伴してくれて横からサポートしてくれる場合もあります。
面接って緊張するからサポート役の人がいるというだけで心強いですよね。
例えば、あなたが面接中、緊張してうまく伝えれなかったことを横からフォローしてくれたりします。
面接現場までサポートできるかどうかについては、あなたのお住まいの地域のエージェントに問い合わせてみてください。
以上が、転職エージェントを利用するべき、という話でした。
転職エージェントを利用する際の注意点
転職サイトの選択は非常に重要です。
なぜなら、各転職サイトにはそれぞれ得意分野があるからです。
また、転職エージェントも親身になってあなたの就職先を探してくれるところもあれば、エージェントの営業成績重視なのでは?
と疑問の湧いてくるようなものまでありますので、あなたの希望する職種や就職したい場所(地元または東京)により得意不得意がありますので、必ず複数の転職エージェントに登録しましょう。
根拠のないランキングや比較表をそのまま信じてはいけません。
実は、転職のランキングサイトの多くが根拠の薄い信頼性の低いものなのです。
人によって転職の条件が異なるのに、おすすめのサイトが同じなはずがありませんからね。
各転職サイトの強みを理解して転職サイトを選びましょう。
その際のキーワードは次の3つです。
・あなたの年齢
・職種
・希望年収
この3つをもとに転職サイトを探しましょう。
この3つはすぐに決まりますよね。
その次にあなたのすることは、更にサイトを絞りこんで希望に近いものが見つかりやすくします。
その際のポイントは次のようになります。
実は、転職サイトごとに紹介するのが得意な年齢層や年収層が異なります。
例えば、以下のように色々な属性のサイトがあり、あなたの属性に近いものに登録しましょう。
★40代の転職が得意なサイト
★地域に特化したサイト
★専門分野に特化したサイト
また、営業重視で余裕のないサイトに登録すると連絡ばかり来て希望の案件が全然来ないなんてことにもなりかねません。
実際、就活サイトに登録すると毎日自動返信で送られてきます、ほとんど役に立たない情報ばかり送って来るサイトもあります。
そういう場合は、すぐにそのサイトから退会する。
これを何回か繰り返してあなたに合ったエージェントを見つけてください。
こんな場合に備えて、就活用のメアドを別に作っておくのもよいでしょう。
いずれにせよ、あなたがよさそうだと思ったサイトをどんどん登録して
役に立ちそうなサイトだけ残すというのが一番の近道かもしれません。
以上、転職エージェントを利用する際注意点でした。皆さんの参考になれば幸いです。
転職は人生の一大イベントなので、慎重に準備して挑みましょう。
下に、転職サイトの一例を置いていますので参考にしてくださいね。
地域に特化した転職サイトの例です、全国版にはない案件が多く地元で就職したい方には最適ですね。競合相手が少ないため成功率が高いのも魅力です。
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ミドルに特化した転職サイトの例です。
30代~50代の方はこのようなサイトを狙って登録しましょう。
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一例ですが、介護に特化した転職サイトです。
仕事のジャンルが明確な方なら特化したサイトの方が
いい案件が多くなる傾向にあります。
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履歴書の書き方
まず、手書きか印刷でどちらかですが、特に面接先の企業が手書きの履歴書にこだわっていなければ、印刷の履歴書の方がよいです。
理由は2つあります。
・ワードやエクセルで履歴書を保存しておくと、細かい修正が簡単にできる。
・文字が読みやすい
面接先が特に特に指定してこない限り手書きの履歴書は止めた方がよいです。
ワードやエクセルで履歴書を保存しておくと、会社ごとに内容を微調整できるので会社ごとの対策がやりやすくなります。
手書きの場合は、一か所でも記入ミスがあると書き直さなければならないので手間もかかります。
履歴書フォームは転職エージェントサイトにある場合が多いので、それをダウンロードして記載して保存しておけばよいと思います。
次に、履歴書に記載する年月日は間違わない様にしましょう。
卒業年月日等がわからなくなったら、生年月日を入力すると自動計算できるソフトがあるのでそれで確認しましょう。
また、2回目以降の転職をする方の場合、前職の会社名を記載するかと思いますが、株式会社(有限会社等)の省略はマイナスイメージになる可能性があります、
『㈱×××』はNGです、『株式会社×××』または『×××株式会社』と省略せずに記載しましょう。
会社名を書いたら、部署やあなたが従事した、作業内容を具体的に書き、その結果どういうスキルを身に付けたか、どういう成果があったのか、まで書くようにしましょう。
転職先が知りたいのは、『あなたがなにをできるか?』なので、履歴書は読みやすい限度で詳しく書いた方が熱意も伝わりやすいです。
この時に役立つのが、『自己分析』です。あなたの自己分析と過去の経験を合わせて考えてみてください。
色んな事が思い付くのではないでしょうか。
面接対策
面接対策についても、自己分析が役に立ちます。
自己分析を十分に行ったなら、あなた自身の強みや弱みをアウトプットしているので、
具体的に個性的に面接官に対しても話せると思います。
自己紹介はほぼ間違いなく聞いてくると考えられるので、何回もシミュレーションしておきましょう。
面接官がイメージしやすい話し方を心がけてください。
あなたの出身地を冒頭で話して、短く幼少の頃の思い出や、野球少年だった等のエピソードを軽く語ります。
面接官が知りたいのは、あなたがどんな人物で、なにをわが社でできるのかを知りたいのです。
したがって、大学卒業してから、前の会社を辞めた理由などの、節目の箇所を重点的にチェックしてきます。
このあたりをエージェントとよく相談することをお勧めします。
また、エージェントの決め方で述べたのですが、もしあなたのお住まいの地域にエージェントがいて、
面接にも付き添ってくれる場合があるので、そのような場合には是非エージェントを利用しましょう。
ここまで読んでくれてありがとね。